【徹底比較!】柔道整復師の就職や転職におすすめの人気整骨院・接骨院をランキングでご紹介します!

アルバイトなら可能?無資格でも柔道整復師の求人に応募できる?

公開日:2020/03/01  最終更新日:2020/03/04
    

最近、整骨院が増加し求人においても条件欄に「柔道整復師」と明記されていないものがあります。それをみて、未来の柔道整復師を目指している無資格の学生が求人に応募して採用されているケースがあります。

そして実際に施術を行っているケースまであります。なぜ整骨院において無資格の学生が、アルバイトで柔道整復ができるのでしょうか。

無資格なのに、柔道整復の施術を行っている実態がある

柔道整復師法第15条において「医師である場合を除き、柔道整復師でなければ、業として柔道整復を行ってはならない」と明記されています。つまり、無資格で柔道施術をすることは、たとえアルバイトであろうと許されません

しかし、実態として無資格の学生が整骨院でアルバイトをしていることがあります。こうした学生に対する法的な罰則はありません。それが、こうした違法行為を助長させているのでしょう。

しかし、もしそのアルバイト学生の施術を受けた患者さんが、患部の急激な不調を訴えてきたら、個別の法律により罰せられる可能性があります。近年は、無資格の学生が保険診療を行って、保険請求を支払基金にしていることが問題になっていますが、これは経営者や開設者が罰せられることになります。

整骨院が募集している求人は、柔道整復師をはじめとして、あん摩マッサージ指圧師や鍼灸師など国家資格を取得していることが一般的な条件です。無資格での求人となれば、柔道整復の補助的な業務などの施術とは無関係な事務的業務などの範囲内であれば可能となります。

これから柔道整復師の資格を取得しようと勉強中の学生にとっては、実際の施術現場で有資格者である先輩たちが行う施術をみて、補助的な仕事をすることで「現場を知る」という経験をすることができ、モチベーションを維持するという効果はあるかもしれません。

整骨院でアルバイトすることは実技試験のときに役立つ

柔道整復師の国家試験を受験するためには、高校を卒業した後、養成施設・短大・大学で所定の科目を履修し卒業しなければなりません。養成施設は、厚生労働大臣指定の3年制以上の専門学校、短大は文部科学大臣指定の3年制でリハビリテーション科など、大学は文部科学大臣指定の4年制で医療系大学などにおいて所定の科目を履修する必要があります。

試験科目は、筆記試験&柔道整復理論試験と実技試験があり、筆記試験には、解剖学・病理学・公衆衛生学・整形外科学・リハビリテーション医学などの試験科目があります。国家試験は筆記と理論試験のみであり、実技試験は厚労省指定の養成施設(専門学校)で実施されます。

実技試験となると、骨折の整復や脱臼の固定などの実演を審査員の前でやることになります。学校内でいくら練習を繰り返しても、本番となると緊張で手が震えて包帯を落としてしまったり、頭が真っ白になって固まってしまったりする生徒もいるそうで、人生を決める一発勝負となると、みんな緊張してしまうようです。

こうした事態にならないために、アルバイトで整骨院や接骨院で有資格者の「補助員」として入り、有資格者の施術を間近で毎日みることは実技試験で実演する際に緊張を和らげ上手くやる手助けになるのでしょう。しかし、たとえアルバイト先での整骨院でも施術を行うことは禁止されていますので注意が必要です。

整骨院でアルバイトしてコミュニケーション能力を磨く

日常生活やスポーツ現場において、発生している事故や怪我による骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷などを治すのが柔道整復師の仕事です。医師の指導がなくても、適応範囲内であれば、自ら判断して施術を行うことができます。

受領委任制度により、健康保険を取り扱える整骨院や接骨院を開業することができるのが魅力でもあります。ただし、人の身体に直接触れて手で治療するという高度な施術スキルを要求されるため、しっかりと勉強を積んで国家試験に合格した有資格者しか施術することはできません。

豊富な知識と高度な技術はもちろんですが、痛みを訴える患者さんの気持ちに寄り添って施術ができる思いやりの心を持っていることも大切です。また、子どもから高齢者まで幅広い世代の患者と接することになるので、人との接し方や距離感、コミュニケーション能力も必要になってきます。そうしたことを専門学校以外で学ぶ場所として、実際に開業している整骨院や接骨院でアルバイトをすることは、貴重な経験を積むことができ勉強にもなります。

ただし、有資格者と同じことを患者に施術することはできません。それは、柔道整復というものが、人の身体に直接触って怪我を治療するという行為だからです。患者に対する思いやりの心が裏目に出て暴走してしまわないように気をつけなければなりません。無資格者ができるのは、あくまで補助的な行為です。

 

これから国家試験を受けて柔道整復師になろうとしている学生が、整骨院や接骨院でアルバイトすることは、実際の現場をみて学ぶことができ、いろいろな世代の患者さんたちとコミュニケーションをとる練習もできます。将来開業を目指しているのであれば大変参考になることでしょう。

しかし、無資格であるがゆえ、施術に関しては「補助的」な役割までであり、開業時の参考に会計事務的なことも学んでおくとよいでしょう。