【人気の求人募集を徹底比較!】柔道整復師の就職や転職におすすめの整骨院・接骨院をランキングでご紹介します!

大学病院の求人募集で働く柔道整復師の仕事内容

公開日:2019/09/15  最終更新日:2019/09/03
    

柔道整復師は主として骨や関節、靭帯などにおける故障の治療を扱うスペシャリストで、整骨院や接骨院といった治療施設を中心に活躍しています。時には大学病院のような医療機関から求人が寄せられることもあります。

西洋医学とは異なる歴史的背景を持つ技術ですが、互いに協力し合うことで傷病の治療や健康の維持・増進に貢献しています。

整骨院や接骨院だけが就職先ではない

柔道整復師の資格を持つ者に対する求人の中で、件数が圧倒的に多いのは整骨院や接骨院と呼ばれる専門の治療施設です。「ほねつぎ」という俗称で呼ばれることもあるこれらの施設では、手技や簡単な器具を用いた非観血的療法と呼ばれる治療技術が提供されており、施薬や外科療法をメインとする医療機関とはその性格を異にします。

しかしその一方で、医療機関に籍をおいて業務に従事する資格保有者も少なからず存在します。実際、柔道整復師の資格保有を採用条件とする医療機関からの求人もしばしば見受けられます。その中には、大規模な大学病院などもあります。

大学病院のように複数の診療科目を持つ施設において、柔道整復師の具体的な配属先となるのはその大半が整形外科です。整形外科は骨折や脱臼、打撲、ねん挫などの治療を主として取り扱う診療科で、アプローチの方法は異なるものの患部を整復し、治癒に導くという点では柔道整復師と整形外科医の目指すところは一緒です。そのため、両者が協力し合うことでより高いレベルの医療が提供できるという期待から、柔道整復師に対する需要があるのです。

大学病院からの求人には、正規の職員として採用されることを前提としたものと、嘱託または非常勤扱いのものとの2種類があります。後者の場合は週に1日から2日程度の勤務が多く、複数の医療機関を掛け持ちしてもOKというケースも少なくありません。

大学病院での仕事内容はどのようなものか

大学病院で働く柔道整復師の具体的な仕事内容はどういうものかというと、基本的には整形外科医の治療補助です。レントゲンによる診断や外科的処置は医師が行い、患部の修復や添え木を使っての固定は柔道整復師が行うといった具合に、分業体制を敷くのが一般的です。

ただし、医師が不在の時に急患が運ばれてきた場合などは、自ら単独で応急処置を施したりもします。また、交通事故の後遺症などでよく知られる、いわゆるむち打ち症などは画像診断でははっきりした所見が出ないこともあるので、柔道整復師が触診によって診断を行うケースもあります。

治療補助と並んで従事するケースが多いのが、機能回復訓練、いわゆるリハビリテーションです。歩行訓練や道具を使った手先・指先の訓練を指導したり、その経過を記録して医師に報告したりします。医師の提示したプログラムに従ってメニューを消化するだけでなく、柔道整復師が自らプログラムの策定に携わることもあります。

その他、治療記録の作成補助や整理といった、事務仕事も時には行います。大学病院に勤務する医師は学会報告の機会なども多いため、資料作成のサポートを行うケースは比較的多いと言えます。

具体的な業務の範囲は各病院のポリシーや人員規模などによって異なりますが、共通するのはチーム医療の一翼を担う人材として期待されているということです。個人経営の整骨院などとはその点が大きく異なります。

スポーツマッサージなどに従事することも

治療補助やリハビリテーション、資料作成以外にも大学病院で柔道整復師が担当する業務はいくつかありますが、ユニークなところではスポーツトレーナーの仕事があります。これはいわゆる体育会活動が盛んな大学に設置されている病院によく見られるケースですが、練習後に疲労回復のためのマッサージを行ったり、遠征に帯同して試合中に負ったケガの応急処置を施したりします。附属の高校や中学、地域のスポーツクラブなどと提携しているケースもあります。

また、近年では大学病院が付属施設として介護福祉関連施設を運営するケースが増えていますが、こうした施設でも柔道整復師が求められています。デイサービスなど特定の施設においては機能訓練指導員という職種を配置することが法律で義務付けられていますが、この機能訓練指導員になれるのは柔道整復師をはじめとするいくつかの国家資格保有者のみです。

機能訓練指導員は、高齢者に対するリハビリテーションの指導を行ったり、その結果を評価して施設や家族に対して必要なアドバイスを提供したりするのが主な仕事です。 また、自ら介護福祉施設を運営していなくても、ボランティアで地域の老人ホームなどを訪問する活動を行っている病院も存在します。こうした場合にも、柔道整復師が訪問先でリハビリテーションを担当したり、施設利用者の健康管理に協力したりすることがあります。

 

大学病院は公的性格の強い施設なので、正規職員として働くのであれば身分は安定しますし、福利厚生も充実しています。先進的な医療に関わる知識を習得する機会もあるので、柔道整復師にとっては魅力ある就職先の1つであると言えます。