【人気の求人募集を徹底比較!】柔道整復師の就職や転職におすすめの整骨院・接骨院をランキングでご紹介します!

スキー場の求人募集で働く柔道整復師の仕事内容

公開日:2019/10/15  最終更新日:2019/10/04
    


柔道整復師と言えば、街中にある整骨院や接骨院といった治療施設で仕事に従事する職種というイメージがあります。しかし中には、ちょっとユニークな場所でそのスキルを活かす機会もあります。スキー場もその1つです。

インターネットの求人情報サイトを見ていると、勤務地が「何々スキー場」と記されているのを目にする機会があります。

スキーは楽しみも多いが危険も多いスポーツ

スキーはウィンターレジャーの花形とも言えるスポーツで、毎年冬になるとスキー場には多くの人が訪れます。最近ではスノーボードも滑走可能なゲレンデがあったり、ジャンプ台を設けて空中でのアクロバティックな技を競い合ったりと、レジャーの内容も多様化しています。

非常に人気が高く愛好者も多いスキーですが、その一方で、それなりに危険の多いレジャーだという側面もあります。普通に歩いたり走ったりするよりは、はるかに速いスピードで雪上を滑走するため、初心者は言うに及ばず上級者であっても、ちょっと判断を誤ったりバランスを崩したりするだけで転倒事故につながります。また、人気のスキー場では週末などはかなり混雑するので、スキーヤー同士の衝突事故なども起こることがあります。

このような事故によってケガ人が発生した場合、通常はパトロール隊員がケガ人を場内の救護所まで運びます。しかし、パトロール隊員が医療関連の資格を持っていることはまれなので、別の専門家が手当てを行う必要があります。この時、求められるのが柔道整復師の技術なのです。

柔道整復師は骨や関節、筋肉などの故障を治療するエキスパートです。そしてまさに、スキーの最中に発生するケガの多くもこうした部位に関わるものが大半を占めます。そのため、柔道整復師に対する求人広告を掲出するスキー場が少なくないのです。

スキー場で働く場合の仕事内容はどのようなものか

スキー場における柔道整復師の仕事内容は、基本的には整骨院や接骨院などにおける業務と同じです。すなわち、骨折や脱臼、ねん挫といったケガにおいて患部を整復し、あとは添え木で固定するなどして治癒を促します。必要に応じて、マッサージや温熱療法などを行うこともあります。

ただ、街中の治療施設とは異なる面もかなりあります。それは、応急処置がメインになるということです。骨折や脱臼などを治療する場合、通常は患者がまず医療機関でレントゲン写真による診断を受け、患部の状態がある程度分かってから整骨院などを訪れるのが一般的です。

しかしスキー場では、救護所が整っていても医師が常駐していたり、医療機器が整っていたりするケースは決して多くありません。そして、最寄りの医療機関までの移動には時間がかかるケースもしばしばです。そのため、柔道整復師にはまず自らが診断を行い、ケガの程度を見極めてから必要最低限の処置を行った後、専門医の所へ送り出すという役割が求められます。

また、スキー場の利用者には遠方から訪れている人が多いという特徴があります。そうした人たちがケガをしたら、応急処置を受けた後は地元の医療機関や整骨院などで治療を継続するというのが普通です。そのため、スキー場に勤める柔道整復師が経過観察を行うことはまれで、それぞれの施設から情報提供を求められることもあるので、記録の管理も重要な仕事の1つとなります。

どのような労働条件のもとで働くのか

スキー場で働く柔道整復師が求められる場合、求人募集にはいくつかのパターンがあります。まずは、スキー場が直接の雇用主となるケースです。この場合は、求人広告を出している企業の名称がそのものズバリ「何々スキー場」となっていたり、運営元と思われる観光業の会社や不動産開発会社の名称になっています。身分はその会社の正規職員や嘱託、アルバイトといった形になります。

もう1つは、整骨院や接骨院が募集していて、勤務場所が「何々ゲレンデ」などとなっているケースです。この場合はさらに2つに分かれます。1つはその整骨院などがスキーシーズンの間だけ臨時の出張所をスキー場内に設け、そこで働くというものです。そしてもう1つは、整骨院などから派遣されて場内に設けられた救護所に常駐するというものです。

前者の場合は原則として通常の治療施設と変わらない環境で仕事に就きますが、後者の場合は設備の整い具合などは千差万別です。したがって、その場で処置可能な傷病の範囲もおのずと限定されがちとなります。

具体的な雇用形態は採用元によってまちまちですが、年間を通じてオープンしているゲレンデはめったにないので、基本的には冬季のみの就労となります。ただし整骨院などに籍を置いてそこから出張する場合は、冬季以外は別の場所で就労することによって年間を通じて雇用されることがあります。

 

スキー場で働く柔道整復師の許に運ばれてくるのはほとんどが急患で、強い痛みや苦しみを訴える患者を扱うため精神的にも肉体的にもそれなりのタフさが要求されます。その一方で、急性期の外傷を多数診断することで、治療スキルを磨くためのまたとない機会ともなります。