【人気の求人募集を徹底比較!】柔道整復師の就職や転職におすすめの整骨院・接骨院をランキングでご紹介します!

老人ホームの求人募集で働く柔道整復師の仕事内容

公開日:2019/07/15  最終更新日:2019/09/03
    

柔道整復師は骨折やねん挫などの治療を主たる業とする専門職で、整骨院や病院の整形外科といった治療施設を中心に活躍しています。その一方で、近年では介護・福祉業界からの求人件数も増加傾向にあります。

柔道整復師の知識や技能を生かすことができるので、有資格者や資格取得を目指す人の間では新たな就職先として注目されています。

国家資格が必須となっている介護の仕事

高齢者に対する介護サービスを提供する施設においては、機能訓練指導員という職種が設けられています。機能訓練指導員は、施設利用者が身体機能や生活能力を回復できるよう、必要な訓練を行ったり訓練の計画を立てたりする仕事です。

介護保険法に定められた職種で、デイサービス(通所介護施設)・ショートステイ(短期入所生活介護施設)・特別養護老人ホームなどの施設においては、1名以上の配置が義務付けられています。また、義務付けられていない施設であっても、任意で配置しているところは少なくありません。

機能訓練指導員は、それ自体は公的な資格ではありません。ただ、この仕事に就くには特定の国家資格を持っていなければならないとされており、求人の際も資格の保有が採用条件となります。

具体的には、看護師または准看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師・鍼灸師という7つの資格が対象になっています。つまり完全な独占資格ではないものの、柔道整復師をはじめとするごく限られた資格所持者のみが従事できる仕事であると言えます。

超高齢社会の到来を迎え、介護サービスに対する需要は年々高まっています。それに応じて、機能訓練指導員にかかる求人件数も増加する傾向にあります。柔道整復師の資格を生かして働きたい人にとっては、機能訓練指導員になることは将来性の高い進路の1つであると考えられます。

機能訓練指導員の仕事内容はどのようなものか

機能訓練指導員の具体的な仕事内容はそれぞれの施設によって異なりますが、いずれの施設においてもまず基本となるのは利用者にかかる生活環境の確認や身体機能の評価です。

一口に要介護者と言っても、どの程度まで自立して生活できるのか、身体のどの部分が衰えているのか、といった事情はそれぞれ異なります。一人一人の状態に合わせて機能訓練のプログラムを策定し、またその後の変化に応じて随時あるいは定期的に見直しを行います。

プログラムを策定したら、今度はそれに沿って実際にメニューをこなしていきます。いわゆるリハビリテーションですが、これも立ったり座ったりといった基本動作から、器具を使った複雑なものに至るまで、個人個人の状態や回復レベルに応じてその内容は多岐にわたります。

横にいて見守るだけでなく、手を添えてサポートしてあげることもあります。また、身体機能の衰えを予防するための体操を指導したりするのも仕事の中に含まれます。 訓練の実施と並行して、それらの訓練の結果や経過に対するモニタリングも行います。訓練目標の達成状況を評価することはもちろんですが、血圧や脈拍といったバイタルチェックによる体調管理も欠かせません。

また、必要に応じて施設内の環境整備に関する助言なども行います。手すりの設置や段差の解消、車椅子の選定など、利用者をサポートする立場から見て改善すべき点があれば提案します。

機能訓練指導員以外にも就ける仕事がある

柔道整復師の資格を持つ者に対して老人ホームなどから寄せられる求人は、機能訓練指導員だけにとどまりません。いわゆる介護職員の担い手として求められるケースもあります。

介護職員は利用者の身の回りの世話を行う職種で、食事・入浴・着替えといった日常生活の介助から、外出時の付き添いに至るまで仕事内容は多岐にわたります。持病のある人に対する服薬管理なども行いますし、利用者みんなが楽しめるレクリエーションを企画・実施したりすることもあります。

介護職員は、制度上は資格がなくても従事することできます。しかし実際には、関連する何らかの資格を持った人材が歓迎される傾向にあります。そんな中で柔道整復師は、身体機能にかかる専門知識を有するエキスパートとして注目されています。

人の身体に関する知識があれば健康状態の変化などについてもいち早く気づくことができますし、ダンスや体操などのレクリエーションを行う際にも身体に無理のない範囲でメニューを作ることができます。また、転んでケガをした場合などに応急処置を施せるといった利点もあります。

加えて、整骨院などでの実務経験のある人であれば、患者とのやり取りを通じてコミュニケーションスキルが磨かれているという期待も持たれています。利用者のニーズを的確にとらえ、設備やサービス内容の改善に生かすといった役割が求められます。

 

機能訓練指導員などの仕事に従事し、介護施設において一定以上の実務経験を持つと、介護支援専門員(ケアマネジャー)という管理者的な職種を目指すことができるようになります。介護支援専門員になれば、給与面や能力面におけるステップアップのチャンスが生まれます。