【徹底比較!】柔道整復師の就職や転職におすすめの人気整骨院・接骨院をランキングでご紹介します!

整形外科の求人募集で働く柔道整復師の仕事内容

公開日:2019/11/01  最終更新日:2019/10/09
    

柔道整復師は整骨院や接骨院などの施療施設を自ら開業することのできる国家資格ですが、通常は既存の整骨院などの求人に応募して勤務し、まずはある程度実務を経験してから独立するというスタイルが一般的です。病院の整形外科から寄せられる求人も、そうした場合の選択肢の1つとなります。

柔道整復師と整形外科医の違いとは

柔道整復師が病院の整形外科やクリニックなどで働く場合、基本的には勤務医と同じような身分で働くこととなります。ただし、仕事内容はおのずと異なります。それは、この2つの職種が持つ性質の違いに由来します。

整形外科医と柔道整復師における最大の違いは何かというと、前者は医師免許を持っており、後者は持っていないということです。そのため、医師として行うことの医療行為、たとえば投薬や注射、外科手術などを柔道整復師が行うことはできません。

また、治療の前段階、つまり診断においても一定の制限があります。たとえばレントゲン写真を撮影することが法律で認められているのは、医師・歯科医師・診療放射線技師のみに限られています。柔道整復師は撮影された画像を見たりすることはできますが、機器の操作はできません。

では柔道整復師には何ができるかというと、医師の免許がなくてもできる行為、たとえば患部をマッサージしたり、ギプスやテーピングなどで固定したりすることです。つまりケガや病気に対してその原因を積極的に取り除くというよりは、ヒトの身体が持っている自然治癒力を引き出す手伝いをするという、受動的な行為が中心となります。

そのため、柔道整復師の担当する業務は医業ではなく医業類似行為であり、ケガなどを治癒に導くことも「治療」ではなく「施術」と呼ぶべきだ、と言う人もいます。

具体的にはどんな仕事に携わるのか

柔道整復師が行うことのできる仕事内容は、打撲やねん挫、脱臼、骨折などの故障からの回復を目的として、手技などの必要な行為を施すことです。したがって、整形外科で働く場合もこの業務が中心となります。

ただし、骨折や脱臼に関する処置を行う場合は、応急処置を除いて必ず医師の同意がなければならないと決められています。そのため、整形外科においてもまずは医師が問診をしたり画像診断を行ったりして患部の状態を確認して治療方針を決め、その方針に従って柔道整復師が患部を固定するなどの処置を行うという流れになります。

なお、打撲やねん挫の場合はこの限りでなく、柔道整復師が直接ケガの程度などを評価することができます。 整形外科において柔道整復師が担当する仕事としては、他にリハビリテーションがあります。

個々の医療機関によっても差はありますが、業務の分量ではこちらの方が多いのが一般的であり、求人情報に記載されている仕事内容でも、リハビリテーションが冒頭に掲げられている例が目立ちます。

リハビリテーション専門職としては理学療法士や作業療法士などがおなじみですが、これらは名称独占資格であっても業務独占資格ではないため、他の者が業務に携わることが禁じられてはいません。

そのため、柔道整復師がその知識や技能を生かして四肢をはじめとする身体機能の回復訓練を指導したり、訓練プログラムを策定したりすることも可能です。

整形外科で働くメリットにはどんなものがあるか

将来、独立開業を目指すにせよ、そのまま勤務者として仕事を続けるにせよ、柔道整復師が整形外科で働くことにはいくつかのメリットがあります。その1つは、さまざまな症状を直接見聞できることです。

骨折や脱臼などの場合、通常は病院やクリニックなどでまず診断や初期治療が行われ、必要と認められた患者だけがその後整骨院や接骨院を利用します。そのため、診ることのできる症例はおのずと限定されます。

しかし整形外科では多種多様な傷病を対象として診療を行っているため、自分たちがどのような場面で必要とされているかについての全体像を知ることができます。つまり、視野を広げるのに役立つわけです。

整骨院などでは普段見ることのできないレントゲン画像やカルテに触れる機会もあるため、身体所見と具体的な傷病の程度を結びつけて判断する能力がアップします。

さらに、医療機関に勤務することで整形外科医と個人的な関係を結ぶことができるというのも大きな利点です。医師しか持ちえない専門的な知見に基づいた職業上のアドバイスをもらえるチャンスが生まれますし、独立開業後は患者を互いに紹介し合うことでウィン・ウィンの関係を築くこともできます。

また、大きな病院などは経営が比較的安定しており、給与水準が高く、福利厚生も充実している傾向があります。そのため、安定した身分で仕事に専念できるというメリットもあります。求人情報をチェックする時は、その点に着目するのも良いでしょう。

 

個人経営の整骨院などと違い、大きな病院では医師・看護師・検査技師などさまざまな分野のエキスパートが分業体制で医療に従事しているのが一般的です。

柔道整復師もその輪に加わることで、コミュニケーションスキルを磨く良い機会にもなります。整骨院や接骨院と違った経験を積むことのできる、貴重な機会となっています。