【徹底比較!】柔道整復師の就職や転職におすすめの人気整骨院・接骨院をランキングでご紹介します!

国家試験合格前に柔道整復師の求人に応募することはできるの?

公開日:2020/03/01  最終更新日:2020/03/05
    

柔道整復師になるためには、国家試験に合格する必要があります。しかし、求人募集の条件欄に「柔道整復師の資格」という記載がない場合がありますが、国家試験合格前に整骨院などの求人に応募することはできるのでしょうか。

実際には、整骨院などで国家試験受験前の学生がアルバイトしている事例があるようです。

国家試験合格前に整骨院などの求人に応募できるのか?

柔道整復師の国家試験合格前に整骨院や接骨院の求人に募集するには、仕事内容に注意する必要があります。柔道整復師法第15条では「医師である場合を除き、柔道整復師でなければ、業として柔道整復を行ってはならない」と規定されています。

したがって、まだ資格がない国家試験合格前の学生が「業として」柔道整復を行うことはできません。ただし、有資格者の補助役としてサポートする分には、本格的な施術しているわけではないので、そういう仕事内容であれば求人に応募することは可能です。むしろ、実際の現場でプロの柔道整復師の施術を目の辺りにして学ぶことができ、実技試験に役立つものと思われます。

また、経理などについて知ることで、将来自分で開業する際には参考になると考えられます。つまり、有資格者でなければならない仕事以外を補助する役割として、整骨院などの求人に応募することは可能です。また、実際の整骨院や接骨院には、子どもから高齢者まで幅広い世代の患者が来院するため、コミュニケーション能力を磨くこともでき、メリットはいろいろあります

求人を出す接骨院なども当然そのあたりのことは心得てるはずですが、人手が足りなかったり、練習させるつもりでつい無資格であるにもかかわらず、施術をやらせてしまうケースもあるようです。無資格のアルバイトによる施術で、保険診療を行い、支払基金などに保険請求することは違法行為になります。

整骨院や接骨院の乱立と現状について

柔道整復師の数もここ10年で倍増し、整骨院や接骨院はコンビニ並みの数を誇っています。そんな中では、当然生き残り競争が発生し、集客のために各店は付加価値をつけてあの手この手で工夫をしています。

例えば、保険診療外となってしまうマッサージをメニューに取り入れるのも、その方法のひとつです。エステサロンさながらに、癒やしの空間へと変えているのです。肩こりや疲れを取るために来院するお客もいるため、そのような場合に国家試験合格前の学生を使ったりするケースがあるのが現状です。たしかに、整体師やカイロプラクティック師については国家資格がなくサービス提供をすることが可能です。

そのあたりの線引きをしっかりしておく必要があるのですが、たまに曖昧になってしまうケースが見受けられます。保険診療を取り扱うとなれば、それは医療行為なので、無資格の学生などが施術することはできません。

求人を出す際も、無資格でもよい理由として、仕事内容はあくまで「補助」であることを明記しておくことが望まれます。国家試験合格前の学生が応募する場合は、実技試験の参考にする程度の考えで求人の応募をするとよいでしょう。

筆記試験も実技試験も合格して、有資格者として開業したり何処かの店舗に所属するにしても、「補助」経験があれば現場体験がない有資格者よりも即戦力として働くことができるようになる時期は早く訪れることでしょう。

もし無資格者が施術をしてしまった時の罰則について

柔道整復師法第15条に違反して、国家試験合格前の学生が本格的な施術を行ってしまった場合は、明確な罰則規定があるわけではありません。しかし、当然その学生アルバイトに施術をさせた経営者は罰せられますし、無資格者が施術したことで病変した場合には、やはり別の個別法で罰せられる可能性があります。

今後わが国は未曾有の高齢化大国になっていくことが予想されており、柔道整復師はなくてはならない仕事です。また、スポーツ界においても世界レベルの選手がつぎつぎと登場し、スポーツトレーナーとしても重宝される時代が到来しています。マンツーマンで指導するパーソナル・ジムにおいても柔道整復師に対する需要は高まっています。

それだけに、正式な資格がないにもかかわらず、知識は積んでいるからと、施術をしてしまう危険性もないとはいえません。整体師がやるマッサージなどは資格がなくてもできることがあるので、つい境界線が曖昧になりがちです。

事故や怪我による骨折・捻挫・脱臼・打撲などを治療する目的で来院している患者に対しての施術は、国家試験に合格し、柔道整復師の資格を取得した後に施術するようにしなければなりません。痛みに苦しんでいる患者さんの気持ちに寄り添うことを考えたら、無資格なのに練習気分で施術するようなマネはできないはずです。知識と技術と人間性を兼ね備えた施術を行うことが大事です。

 

柔道整復師の国家試験の合格率は、60%台といわれています。解剖学・病理学・運動学・スポーツ医学などさまざまな分野の知識が必要である上、実技試験もあります。真面目に取り組めば突破できない試験ではないので、早く実践したいと焦らず、規則を守って国家資格の取得を目指しましょう