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柔道整復師の国家試験合格後に受講できる卒後臨床研修制度とは?

    

 

卒後臨床研修制度と呼ばれている研修制度があります。自分が所属している協会や学会の提携している病院に一定期間勤務し、少しずつ現場に慣れていくための、訓練プログラムのようなものです。

ここでは、一連の流れをご紹介していきます。

 

 

 

資格取得後は必ず臨床研修を行います

難しいと言われる国家試験を受け、無事合格すれば国の厚生労働大臣認定免許である柔道整復師となることができます。資格を取得後は、自分が通っていた学校の所属している協会や学会に、免許登録の手続きを行います。

そして、学会や協会と提携を結んでいる協力病院に1年~2年勤務します。協力病院の数は、学会や協会の提携している病院によるので、全国的に点在していたり、ある地域に集中してあったりします。

研修先の病院は、本人の希望に合わせて行くことができます。中には海外の協力病院に行き、スキルアップする研修生もいます。この協力病院に勤務しながら、プライマリ・ケア研修を中心とした訓練を行います。

プライマリ・ケアとは、患者さんのあらゆる病気に対する悩みに、寄り添い対処できる医療を実践することです。様々な臨床の場に立ち合い、幅広く対応できるプライマリ・ケア能力を身に付け、Common Disease(日常的に起こりうる疾病)に適切に対処できることが主な目的です。

研修を終えた頃には、臨床能力を高く備えた応用力のある医療従事者として巣立っていけるよう、修練をしていきます。協力病院だけでなく、研修生のためにサポートをする臨床研修センターもあり、研修生の相談やケアも行っています。

柔道整復師は協会病院の他に、接骨院や整骨院が併設された整形外科病院にも研修として選択できます。自分の住んでいる地域や、希望する勤務形態に合わせて選択しましょう。

 

病院の研修はカンファレンスから始まります

協力病院が決まり、その近くに家を借りる方もいれば、学校や協会が用意した宿舎から通う方もいます。出勤を済ませて、朝一番に行うことは、カンファレンスです。

このカンファレンスとは、手術をする患者さん、怪我や病気で入院している患者さんの情報を皆が報告し合い情報を共有し合うことです。医療はチーム戦なので、報連相はとても大切なことです。情報を共有し終えた後は、それぞれの担当する持ち場につきます。

柔道整復師であれば、骨や筋肉、関節、靭帯に関わる、骨折、脱臼、捻挫、挫傷の怪我をした患者さんに携わっていきます。なので、リハビリ室や、整形外科の処置室が主な勤務場となります。

リハビリ室では、軽いマッサージや怪我の具合を見ながら、運動のサポートをしたり、包帯の交換、医師からの同意があれば、手技(整復・固定・後療)による処置を行います。外科的な治療は、医師ではないので行いません。整形外科医が行う投薬や外科的治療でなく、マッサージや電気治療、体の歪みを正す矯正、骨を押したりする整復の手技を学んでいきます。

時間が開けば、食堂で先輩や同期の研修生達と昼食を取ったり、研修医セミナーに参加することもします。日常などの他愛のない話をして、気分転換をしたり、自分の関連する分野の最先端の知識の話を聞き、見識を深めます。報連相のように、人との関わりは医療では大切なので、積極的にコミュニケーションを取ります。

 

研修終了後は自分で接骨院や整骨院を開くことが可能です

一定期間の臨床研修を終えれば、協会や学会の修了者名簿一覧に自分の名前が掲載されます。後日、修了証明書も届きます。

以降は、協会病院にそのまま継続して勤務するか、接骨院や整骨院に就職するかを決めていきます。また自分で開業することもできます。資格を活かして、スポーツトレーナーや機能訓練指導員ケアマネージャーとして働く方もいます。

就職先で日々、研修で培った臨床能力を発揮し、腕が落ちないよう、協会や学会が定期的に開催するセミナーや研修に参加していかなければいけません。

 

研修期間は、新社会人であれば皆が受けます。ですが、普通の新社会人と違い、卒後臨床研修はやや長くなります。それでも、病院で経験する体験は非常に貴重な時間となります。

2年間という期間で、自分がどんな医療に携わる人間になりたいのかという、再確認の時間でもあるのです。自分の知らない知識や情報を吸収することで、病や怪我に苦しむ患者さんを理解することができます。

卒後臨床研修制度を、単に研修と捉えるのではなく、多くの人との関わりを持てる貴重な時間と考えてみてください。